こんにちは、長船です
今日はホワイトデーですね。
でも今日の京都は雨模様![]()
天気予報で、「雨のち飴」と言っていました。。。
さて、前回の続きですが・・・、
天然染料(草木染)プリントですね。
ここに草木染の概要は書きました。
注目して欲しいのは染色の方法なのですが、以下に抜粋します。
***
染色の方法は主に植物の葉、茎、根、実などを煮だした液に繊維を浸し20分程度加熱し染まった色素を金属イオンと結合させて発色させる。金属イオンとの結合を媒染といい、アルミ、銅、鉄分などを溶かした液に繊維を20分程度浸す。植物抽出液と媒染を繰り返すことで色素の繊維染着を良くし染色濃度を上げる。
***
これが基本的な草木染の方法です。
ちなみにここには書いてありませんが、
植物性の繊維(綿など)には、「カチオン化」という処理が必要になります。
動物性の繊維(毛や絹ですね)には必要ありません。
そしてこれを応用したのがカワバタプリントが開発した天然染料(草木染)プリントです。
基本的な草木染は、すべて「液体」に浸したり煮たりするのですが、
カワバタプリントが行うのは手捺染プリントですから、すべて「ペースト状」で行います。
この開発に至っては、
日本染織文化協会(木村光雄会長)と、京都能開短大(北澤勇二先生)の協力を得ており、
自信のある出来栄えとなりました![]()
さてここで問題なのが、上記緑色の部分です。
金属イオン・・・アルミ、銅、鉄分などを溶かした液
もちろん使います。
もちろん食べれば毒です。
環境にも体にも悪いじゃないか!!
と、言う声が聞こえてきそうです・・・。
すいません。
その通りと言えば、その通りなんです。。。
実際は捺染プリントした後に、必ず洗いにかけるので、
体への影響はほとんど考えられません。
問題なのはそれを洗った水や、版を洗うときに出るの排水です。
でも聞いてください。
使っている金属イオンは非常に微量です。
以前お話した排水の検査にももちろん出すつもりです。
樹脂系のインクをそのまま排水に流すよりかは、
環境にはやさしくなっているつもりなのです。
もちろん体にも。
未来を見据えた上で、「一番環境にやさしいプリント」である。
カワバタプリントはそう考えています。
本当に本当に「環境にやさしい衣類」となると、
漂白も何も使用されていない無地の生地(オーガニックコットン)で作られたものに限ります。
染めも行っていない無地です。
それだけの世界になってしまわないように、
天然染料(草木染)プリントは生まれました。
「一番環境にやさしいプリント」である。と言うことを覚えていて欲しいですね![]()
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2008年03月14日
天然染料プリントの完成
【天然染料(草木染)プリントの最新記事】
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Excerpt: 研究会メンバーが作成したblog紹介の第1弾は、カワバタプリントさんのMatoiのblogです。このblogは、体と環境によい天然染料を使ったTシャツなどを紹介するものです。これから、どんどん記事がア...
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Tracked: 2008-03-14 15:56
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ふと疑問に思ったのですが、排水を検査されるとあったのですが、今現在は、色付の水をそのまま排水されているのですか?私の住んでいる近くの染色工場では排水を綺麗な色(無色)に処理されているようです。草木のプリントもいいですが、そちらの方が気になります。
いつもご覧いただき、また貴重なコメントありがとうございます。
エコなの?様がおっしゃる通り、
現在カワバタプリントでは色付きの水をそのまま排水しております。
もちろんおっしゃる様に、処理をしたいとは考えております。
しかし何ぶん処理を行う機材が、
我々中小企業が購入するには高価でありまして、
取り入れられない状況にございます。(取り入れられている企業もあります)
排水の検査の事ですが、只今色んな種類の排水を集めている最中です。
一通りの排水が準備出来次第、検査に出す予定です。
何年か前にも、同じような検査を行い、
そのときには「下水処理場で十分に処理が可能である」という、
良い結果が出たそうです。
この結果は、京都の染色を行っている工場で唯一だった(過去の話ですが)そうです。
機材を取り入れたいのは山々なのですが、
取りあえずは「下水処理場で処理ができる」事を大前提として、
インクの排水を考えている次第です。
長くなりましたが、以上がカワバタプリントの排水の状況です。
今後ともカワバタプリント&matoiそしてこのブログをよろしくお願いいたします。